激震

c022e63b7dcbaeaacb49dbb012ba223c_s

この数日間で、多くの在宅ワーカーにとって大きな事件がありました。いわゆる「Welq問題」と言われるもので、当初「ひとの命にかかわる医療の分野」の問題と思われていたものが、キュレーションサイト・SEOにまで波及、ついには、DeNAのキュレーションサイトが一斉に非公開になった一件です。

「MERYは除く」とされたものの、今やMERYも9割以上の記事が非公開とされ、今後どうなるかはわからない感じですね。

Welqの件では

  • 医療系のテーマを扱うサイトとしての問題
  • 記事の書き方の問題
  • 外部ライターの問題
  • SEO対策の問題
  • 企業の在り方

など多様な問題がごっちゃになって論じられているため、本質が見えづらくなっている部分がありますが、DeNAのキュレーションサイトにかかわっていた多くの在宅ワーカーたちは、当面の仕事を失ってしまったことになります。

中にはDeNAの複数のキュレーションサイトでお仕事されていた方もいて、そのダメージは計り知れないと思います。ひとつのサイトでたくさんの記事を書いていた方も同じ。一生懸命書いた記事が批判の的になり、結果的には非公開とされてしまったことのショックも大きいと思います。

キュレーションサイトはDeNAのものだけではないので、「じゃあ、他のサイトはどうなの?」と言う風に広がる可能性もあり、そうなると在宅ワーカーさんのお仕事は一気に激減してしまうかも知れません。実際、多くのライターさんを募集していたDeNAのキュレーションサイトの非公開化で、クラウドワークスやランサーズのお仕事は減ってしまったとも言われています。

今回の件では、クラウドソーシングの会社も「安く記事を集める」ことに加担したと言う意見もあり、「最低価格を設定すべき」と言う声も出ています。「文字単価1円で記事を書けと言うのは盗んで来いと言うのと同じ」と言う意見も見ましたが、文字単価の高いお仕事は要求水準が高く、これから始めようとする方にとって門戸を狭める結果にもなりかねず、難しい問題だなとも思います。

中には「素人の主婦に安く書かせている」的な意見もありましたが、素人の主婦であっても高い意識を持ってお仕事に取り組んでおられる方も多いんです。今、いろんな事情で外で働くことはできないけれど、それでも「何かやりたい!」と言う気持ちでライターを選ばれた方は、未経験者であってもとてもクオリティの高い記事を書いてくださいます。今回の問題で、在宅ワーカーに対する事実と異なる意見があることには心が痛みます。

とは言え、やはり文字単価が安い、と言うのはある意味事実。ただ、その一方でその安い単価でみても疑問なクオリティの記事もあります。中にはコピペもあり、これはもう論外と言わざるを得ないですね。

意外にもコピペを指摘すると「悪いと思ってなかった」と言うケースもあります。ネット上の情報はただで、自由に使って構わないと思っている人は結構いるみたい…

その辺も含めて、考えるべきことはたくさんある気がします。今回の件はどこまで・どんな形で波及するのかわかりませんが、何があっても「これでやって行く」と決めた以上、いろんな形を模索しながら続けていくしかないと思っています。

コメントを残す