甘えん坊さん

シーズー

子供の頃はどちらかと言うと犬や猫は苦手でした。妹が犬に追いかけられているのを目の当たりにして、それ以来怖くなってしまったのです。でも、「かわいいもの」は好きなので、ペットショップで一目ぼれしたワンコを我が家に迎えてからは、小さいのも大きいのもワンコは大好き。妹は今でも犬が苦手なので、不思議なものだなと思います。

最初のワンコに出会ったとき、それがシーズーと言う犬種だとも知らずに迎えたのですが、本当にいい子だったので、それ以来、シーズーファンに。今の子は2代目ですが、一時期は最初の子と兄妹のように過ごしていました。今は一人っ子になってしまいましたが、最初の子から数えるとワンコのいる暮らしは20年になります。その間、本当にいろんなことがありましたが、いつもワンコが一緒にいて、特に今の子は一番辛い時にそばにいてくれたので、思い入れもひとしおです。

我が家に来た当初から「うちの子」のようにふるまっていたワンコですが、15歳になった今、すっかり甘えん坊さんになってしまいました。我が家を取り巻く環境が激変し、私が家を空けることが多くなってからは、半ばあきらめたように「いい子」になっていましたが、勤めを辞めて在宅ワークになってからは、逆にすっかり甘えん坊になって… 最近ではちょっとでも離れようものなら大変。「またどっか行くの?」と言わんばかりの表情で見つめます。困ると同時にそれがとてもいとおしくて… 「これまでは我慢してたんだな…」と思うとちょっと切ない気分。高齢のワンコといつも一緒に居られることも、在宅ワークになって良かったことですね。

先代ワンコはいつも私の隣に寄り添うようにいる子でしたが、今の子はどちらかと言うと自由で気ままなタイプ。私が起きていると「まだ寝ないの?」と言う顔をしながらもつぶれそうな瞼を必死に開いていた先代ワンコと違い、眠くなれば一人でベッドに行くような子でしたが、今は私の隣にぴったりとくっついて眠っています。

と言っても隅っこに居た先代ワンコと違い、ソファもベッドも常に真ん中。寝ていても寝返りも打てずに困るのですが、それもまたかわいい… 少しだけ「ぴとっ」と言う感じでくっついていたいのは昔からですが、年を重ねるごとに甘えん坊さんになっている気もします。

考えてみればワンコは「かわいい」のが仕事。精一杯甘えてくれることで、私に元気を与えてくれてるんですね、きっと。安心しきった寝顔に癒されながら、毎日を過ごしています。

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